『土壌汚染リスクと不動産評価の実務-土壌汚染の診断・浄化費用/スティグマ査定/環境保険-』
川口 有一郎/和田 信彦/本間 勝/廣田 裕二/大岡 健三A5判・400頁・上製本
定価:4,180円(税込)
ISBN 978-4-901431-27-9
2004年9月発行
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◆土壌汚染対策法施行後の最新のデータ&事例に基づく土壌汚染リスク対策の決定版!!◆
土壌汚染地の初期調査から詳細調査までの手順と浄化費用の具体例を最新のデータに基づいてわかりやすく紹介。
“あなたの土地は汚染されているか?”-誰でもできるリスク評価と簡易分析法を地質汚染診断士が図表と写真を使ってやさしく解説。
不動産評価・売買の実務担当者が必ず知っておくべき土壌汚染地の鑑定評価の手法を詳解。
スティグマ(心理的嫌悪感)が及ぼす不動産への被害とその測定方法CVM(仮装市場評価)によって実証的に検証。
企業の土壌汚染リスクのケーススタディとリスクマネジメントの一手法である環境保険を海外の事例を交えて詳解。
はじめに-土壌汚染リスクと土地の新しい見方
第1章 土壌汚染の診断・浄化費用
★ はじめに
1 地質汚染
2 わが国の地質汚染の歴史
3 わが国の地質汚染の現状
4 汚染機構解明調査-汚染状況調査
5 あなたの土地は汚染されているか?[その1]
-だれでもできるリスク評価
6 あなたの土地は汚染されているか?[その2]
-だれでもできる重金属汚染の簡易分析
7 あなたの土地は汚染されているか?[その3]
-だれでもできるVOC汚染の簡易分析
8 初期調査から詳細調査へ
9 措置対策方法と費用
10 土壌汚染対策法施行後の傾向
★ おわりに-地質環境からみた不動産評価の陰
第2章 土壌汚染の法的検討と不動産ビジネスへの影響1 土壌汚染の事例とその法対応の考え方
2 汚染者負担原則と無過失責任
3 土壌汚染の損害賠償
4 売買における土壌汚染の瑕疵担保責任や汚染の不法行為と
損害賠償範囲の考え方
5 競売物件における土壌汚染が発覚した場合の法的解釈の検討
6 土壌汚染の損害賠償における三つの概念の適用妥当性
7 土壌汚染対策法の概要
8 地方自治体における土壌汚染対策に関連する条例,要網等の制定状況
9 土壌汚染対策法の運用に関する課題
10 土壌汚染とリスクコミュニケーションの重要性
11 土壌汚染対策法施行後の汚染対策問題とは
12 調査や浄化確認の公正性の確保
13 法と工学の連携の重要性
14 汚染サイトの長期化によるブラウンフィールドの再生
15 土壌汚染が不動産ビジネスへ及ぼす影響第3章 不動産鑑定評価とその運用の方向性
1 土壌汚染と不動産鑑定評価
2 不動産鑑定評価基準の改正
3 (社)日本不動産鑑定協会のガイドライン
4 土壌汚染地評価の基本的考え方
第4章 心理的嫌悪感(スティグマ)が及ぼす不動産への被害と法的解釈1 土壌汚染の財産的被害をどう考えるか
2 スティグマ被害をどう考えるか
3 スティグマ被害を考える必要性
4 CVM(仮想市場評価法)を用いたスティグマ減価影響の検討
5 スティグマに類似した環境瑕疵に関する判例第5章 企業の土壌汚染リスクと環境保険
1 土壌汚染のリスク
2 汚染問題のケーススタディ
3 海外の環境保険
4 ビジネスに役立つ環境保険の誕生索引
土壌汚染リスクと不動産評価の実務
土壌汚染の診断・浄化費用/スティグマ査定/環境保険
川口有一郎
和田信彦
本間 勝
廣田裕二
大岡健三978-4-901431-27-9